ヘラルド・テル・ボルフ「ある男性の肖像」

  • 制作1936年頃
  • サイズ28×23cm
  • 所蔵アムステルダム国立美術館

フェルメール、フランス・ハルスらと同時代、「オランダ黄金期」の肖像画家・ヘラルド・テル・ボルフのスタイルを再現した男性の肖像画です。
テル・ボルフは、裕福な家庭に育ちイタリアにも絵画修行に出かけ、後には町議員を務めていました。
フェルメールとは異なりますが、細かな衣類の、ひだにある織物の表現に特色を見せた画家だそうです。
現在は、アムステルダム国立美術館に他のメーヘレン作品「楽譜を読む女」「リュートを演奏する女」「キリストの足を洗う」「マッレ・バッベ」と共に所蔵されています。